ABOUT

kennycreation ケニークリエイション 

kennycreationは、2012年に発足した団体、東京発明者協会(TIS)のケニーによって2018年5月11日に設立されました。
TISで培った閃きと、新しい事への挑戦を胸に、それまで”スチームパンク”を普及させようせる事を目標に掲げた団体から、スチームパンクだけではなく、日本文化、可能性に溢れる新しい試み、ワンダルーを始めとした数々の目標を実践します。

団体代表の想い

人々が選択技を見出す事は有用です。
選択を知らないと言う事は、それを実際に選ばずとも選ぶ自由が増える分、心が豊かになるからです。
仮に思わぬ方向へ進んだとしても、そこから学び、経験にも繋がります。
知り得ないという事は存在しないという事であり、何も変化をもたらしません。

発明家のチャールズバベッジは、史実の100年以上も前に大きな発明をしました。
しかし彼の作ったアイデアに興味を示す協力者が現れず実現しませんでした。
もしその時発明が成されていたら、我々人類は100年以上も早く文明が発達していたでしょう。
結果として近年、この発明を再現した際、電子演算機(パソコン)は正しく機能しました。
この時パソコンがあったなら、という歴史改変SFジャンルを描いたものがスチームパンクです。
ここで言うチャールズバベッジは私達であり皆さんです。
これから私達のもと、共に新しいパソコン的価値を作って行きましょう。

私個人、スチームガーデンと言うスチームパンクの大型フェスティバルを主催していました。回を増す毎に多様な参加者に恵まれましたが、ある時私は悟りました。
“この空間は大都市の縮図だ”
つまり、様々なファッション、考え方、背景を持った人が数百人といるのに、互いに認め合えるその空間は、”同じ価値が根幹にあった”からです。
例えば東京を目指す人は多いと思いますが、地方から集った人々が異なる理由、異なる目的の中で、共に東京で協力していこう、という価値や選択を見出したのです。

私達は価値を取捨選択し、有用に変えていける社会性のある基盤の上に成り立っています。
知るという事は、価値は、人それぞれの基準によって決まり、色眼鏡や多数派と言ったフィルターに惑わされず、時に裸の目で、自分の意思で本質を見せていける存在でありたいと思います。

クリエイターの手段は数あれど、揺らがない一つのポイントがあります。
それは表現して伝えて行きたいという思いです。

 

これまで存在していたスチームパンク、スチームパンク的なものを日本独特の文化に織り交ぜ、スチームパンクのみならず様々な文化や芸術に昇華する事で、日本から世界へ発信しようとする造語。

古来より日本では勿体無い精神からリノベーションを計り、長く愛着を持って接するという経緯があります。
これこそまさに温故知新、スチームパンクやサイバーパンクの”パンク”の根底です。

無かったから作った。楽しいから続ける。
これら全ては無限の可能性を秘めており、これ以上ない原動力です。

衰退の一歩を確実に進みつつある日本の伝統工芸を、文化を、 魔法の言葉を使って、これから育つ多感な若い世代に残したい。彼らが憧れを持ち、目指すべき可能性の一つを担いたい。

スチームパンクという言葉は外来語であり、過去に行ってきたスチームパンクを広めようとする理念から、今では日本の文化をさらに見せていこうとする発展理念が加わりました。
その為に必要なのは和のDNA、その言葉がこのカルチャーをダイレクトに指し示す事です。

皆さんと創る新しい価値を、
私達と共に歩みましょう。